【読了】変人力ー樋口泰行
コンバンワ。
ついに車庫証明が取れたので明日警察署に提出しに行ってきます。
(手続き割とめんどい。。。
さて、今回はこちらの本を読みました。
前回の愚直論と内容はあまり変わりませんが
大きく追加された内容が、「変人力」とは何か。ということです。
その内容について簡単にまとめますね。
【概要】
この本で伝えたいことは3つ
- 現場力
- 戦略力
- 変人力
現場力とは
現場の創意を最大限に引き出す力
戦闘力とは
人と組織を正しい方向に導く力
変人力とは
変革を猛烈な勢いでドライブする力
どーいう人にオススメなんやろう。
不器用やけど、ひたむきに頑張ってる。
けど、結果があまり出なくて苦しんでいる人。かな
まあ詳細読んで判断してみてください。
【詳細】
現場力
以前紹介した愚直論にも記載しましたが、樋口さんは
「事件は現場で起こっているんだ!!!」と考えておられる人です。
解決策に繋がるヒントは現場に隠れていると言い切っています。
本書籍ではダイエーの社長に就任した際の出来事をまとめているので
ダイエーのような小売業界では言うまでもなく現場が一番重要です。
その重要さを実体験をもとに解説してくれています。
また、現場の意見をどうやって拾い集めるか、具体的にどう行動したのかが
赤裸々に書かれています。
なので、そこらへんの理想論を掲げているビジネス書より何倍も勉強になります。
戦略力
戦略とは「ある目標をどうやって達成するか」であります。
大局的な視点から計画を立案し、実行の優先順位を決める
それを現場にわかりやすく伝え、一つずつ実行に移す。これが「戦略力」です。
上記の通り、戦略はあくまで机上の論理になります。
樋口さんはその机上の論理に「凄み」を加えることが必要だと言っています。
じゃあ「凄み」はどうやって身につくのか。
それは経験です。経験と言っても色々ありますよね。もっと具体的に言うと
- 自身が現実のビジネスとどれだけ真剣に向き合ってきたか
- どれだけ格闘してきたか
この2つの要件を満たした時に「凄み」が出るそーです。
(まだまだ僕には全くわからない)
変人力
さて、この書籍のタイトルにもなっている”変人力”について書きます。
リーダーには「エモーショナルな能力」が必要だと書かれています。
すなわち、誰がなんと言おうとも信念を貫き通す力、
底知れない執念で変革をやり遂げる力のことみたいです。
上記の内容を因数分解すると
エモーショナルな能力=実行力×軸の精度になります
実行力は周りに何と言われようが最後までやり通す力。
軸の精度は自分が正しいと思う直感の精度です。
残念ながらこの書籍では、軸の精度をどうやって上げるかまでは記載されていませんでした。
結局は周りと違うことをしているから「変人」扱いされるけども
(まあ出る杭とでも言いますか)
自分としてはいたって普通のことをやっているにすぎない感覚なのでしょうね。
そーゆう人が変人の領域になるのでしょう。
僕も変人を目指すわけではありませんが
自分の信念は曲げずに将来的にその信念のもと仕事できていたらいいなあと思います。
以上
4,970/20,000