工場研修を通して感じたこと
おつかれさまです。
今回は工場研修を通して感じたことを整理します。
全体を通して
修理、点検のしやすさを考えて設計すること
を現場の方は求められているように感じました。
中には開発マターではない要求もあったりで一年目の僕にはまだ判別できませんが、そーゆうことを考えるいい経験になりました。
特に印象に残った点をまとめます。
- コスト意識が低い
例えば、実装基板両面にディップ部品は着ける工程を生産目線で考えてみます。
【課題】
両面に実装するため、時間がかかる
【開発への要求】
片面だけの実装ですむようにしてほしい。
この要求を開発目線で分析します。
【評価項目】
コストA
人件費[円/時]×(両面実装にかかる時間-片面実装にかかる時間)
コストB
両面から片面実装に変えた際に生まれる原価費用(例えば筐体が大きくなったり、大きくなったことで生まれる輸送費とかモロモロ)
【評価基準】
- A>Bの場合
要求に対して解決案を提示しなければいけない。
- A<Bの場合
と、判断できるかなーと思います。
ただ、本質的な問題は数字として出していない点にあると思います。
同じ原因から生まれる問題として会議がありますね。
みなさんの職場でも永遠と会議してることってありませんか?
しかも、結局誰が何をいつまでにどうやってやるか決まらなかった場合、最悪ですよね。
一度、会議1回にかかる人件費を計算してみてください。二時間もやってられなくなると思います。
以上です。