日本は観光立国として大丈夫か
思ったことを書きなぐったので少々の読みづらさはご了承ください。
つい、先日またしてもスキーバスの事件がありましたね。
その悲惨な事故に関連して、観光立国としての日本の問題について整理したいと思います。
現在、政府の方針で観光客の増加を推進しています。
昔はエレクトロニクスで栄えたこの国の次の切り札は
観光だ!と言わんばかりに推進しています。
(個人的にはエレクトロニクスに代替できるなんてこれっぽっちも思っていません)
そんな中、日本の観光客数の現状は
2014年に、過去最高の1300万人を計上し、
2020年には3000万人を目標にしています。
ちなみに観光大国の観光客数は以下です。
フランス :8300万人
アメリカ :6600万人
中国 :5700万人
(おそらく2014年の結果です。)
この数字を見ると日本の目標値がすごく小さいことがわかると思います。
とまあ世界の観光業界のご紹介はこれくらいにして
日本が環境立国として振る舞うには交通網の発達が不可欠です。
そんな中、観光客が利用するであろうバス会社の不祥事が相次いでいます。
大丈夫なんですかね?いや、大丈夫じゃないですよね。
バス会社、旅行会社も生き残るためには
賃金を安く済ませないといけない状況なんですよね。
その結果が、最低賃金を下回る中での労働につながるわけです。
この前事故を起こした、イーエスピー株式会社の社長も
「旅行会社から頂く仕事の大半は、基準額を大きく下回っていた」
と仰っていました。
こーゆう現状を政府は支援するべきだと思います。
(してるのかもしれませんが)
ゾンビ企業の支援なんかしなくてもいいです。(某S社とか)
交通事故を少なくするために政府がしたことといえば
基準の見直しくらいです。その結果、バスの運転手が二人になり
運行時間も制限され、それにかかる費用は企業もち。
政府は何の支援もしない。とくればおかしいのは丸わかりです。
また、逆に最低賃金を下回る会社には、何らかの問題があるとも言えます。
ですので、今後の政府に期待することは
制度を見直すのではなく、現行制度をしっかり企業に守らせること
必要であれば資金援助、補助制度を検討すること
です。
以上です。