【読了】USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
今更ながら、読みました。
マーケティングの視点が盛り込まれていて
僕とっては非常に考えさせられる内容でした。
著者は、元々P&Gのマーケ部出身の方です。
その方がアイデアの生み出し方(ノウハウや思考の流れ)についてまとめてくれています。
これまで私は、偉大な方々の書籍を読んできましたが、遠い存在すぎて理解できないことがよくありました。
しかし、この本ではこれまでの方々よりも身近に読むことができ、小さなことからコツコツ頑張っていこう!と気持ちを引き締てくれました。素晴らしい本です。
では気付いた点を以下に書きます。
1.とことん考え抜く。
改めて重要なことだと認識されました。アイデアは、考えて考えてもう無理だと諦めそうになったその先にあると著者は記載してくれています。
僕自身そこまで考えたことなく、その先のアイデアが出てくることももちろん経験したことがありません。しかし、著名な方々の書籍を読んでいると皆さん揃えて「考え抜く」重要性をおっしゃられています。ジョブズの本でもそうでした。
ですが、ただただ考えればいいのでしょうか。
そこで、考える際に注意する気づきを次に記載します。
2.フレームワークが必要
ぼんやりと考えてもアイデアなんて出てきません。何について考えているのか
目的、戦略、戦術を明確にしなければいけません。
そのアイデアを生み出すときに必要なフレームワークについてもこの書籍の中で述べられています。あまり書きすぎるのは良くないので、これ以降は実際に読んでください。
3.答えは現場にある。
どこか映画ではありませんが、著者は現場に出て実際に体験することを非常に重要としていたように思います。
やはり私達のようなエンジニアでも通じることがあり、現場を体験することが非常に重要ですね。
以上、3つが私の気づき、感想です。
でも全体を通して言えることが、
「書いていることを実施したからアイデアが生まれる」
というわけではありません。
あくまで、アイデアが生まれる確率を高くするということです。
上記のように、確率や数学数字の重要性に触れてくれているあたり
生粋の現場のマーケッターの方だなと感じました。
以上
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