【読了】シンプルに考える ー 森川亮
こんにちわ
応用情報前に購入した書籍の一つで
読書に割ける固まった時間がやっと出てきたので
ガシガシ読んでいきます。
【概要】
まず著者の森川さんはこんな人です。
僕もM2の頃に一度講演を聞きに行ったことがありまして
この書籍も同じようなことが書かれていました。
一言で言うと
「物事の本質に全てを集中させること」
それを成し遂げるための手段として
「シンプルに考えること」の重要性を説かれています。
ですが、ノウハウ本ではないなと感じました。
他の理論、フレームワーク、他書の引用はありません。
すべて森川さんの経験から裏打ちされた理論になっていますし、
一般常識とは逆を行くものもあります。
【評価】
文字は多くないので、「取っ掛かり」として読むことをお勧めします。
【内容】
会社にとって一番大切なことは何か?
それは「ヒット商品を作り続けること」
会社で行うことはすべてこのことに結びついていけない
と記載されています。
じゃあ結びつけるためにどうすればいいか?
結びついているかどうか判断するためにはどうすればいいか?について
筆者が伝えたいことを大きく6つのトピックに分けて
記載されています。トピックは以下になります。
- ビジネスは「戦い」ではない
- 自分の感性で生きる
- 「成功」は捨て続ける
- 「偉い人」はいらない
- 余計なことは全部やめる
- イノベーションは目指さない
2章の内容は骨身にしみました。
利己的に仕事をするって意味では決してありません。
目的に対して間違っていると思えば、やはり「間違っている」というべきで
そこにはもちろん理由も必要ですよね。
最近、そう思うことが多くなってきて
毎回毎回指摘するものなんだかな〜と思って
自分の工数を無駄に割いて間違いを証明してあげてたりしましたが
もうはっきり言うようにします。
また、実際行動に移すとなるとすぐには難しいものが多いな〜
と感じることもありました。(自分の現在のスペック的に
結局、感想はいつもこの結論になっちゃってますけど笑
仕事が行き詰ってきたら読み返そうと思える本でした。
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