【読了】安岡正篤・中村天風の人望学―「男の器量」はかくあれ!ー下村澄・清水榮一
お久しぶりです。
読書感想をまとめないといけない本がいっぱい溜まってます。。。
先週は発散週間のため、ベースを弾きまくっていましたあ
さてさて、本題に移ります。
今回、読んだのがこの本です。
読むきっかけは、すごく良くしてくれる上司の方に勧められて
貸してもらったからです。
その方とは、価値観や尊敬する人とか共通点がすごく多いので
きっと僕が興味を持つ内容の本なんだろうなあと思っていたら
やっぱりすごく面白かったです。
【概要】
タイトル通り、人望とは何か。「人気」とはどう違うのかが記載されています。
実際の過去の偉人を例に挙げ(西郷隆盛、松下幸之助、本田宗一郎、井深大などなど)
説明されています。
書き方は、現代のビジネス書というよりも古典的な記載になっていますので本が苦手な方にはあまり向かないかも。
あと、本文中に引用の書籍が多いのでここからかなり広げられると思います。
僕のオススメのスマイルズの自助論も紹介されていました!(今度感想を更新しますw
【内容】
「人望」とは、単なる一時的な人気ではなく、ある人の人格・能力・知識・判断力などのことであって、その全幅的な息の長い信頼感のことである。(冒頭抜粋)
さらに突き詰めていくと「徳」がなければ「人望」は集まらない。
「徳」は生まれ持った才能と思われているかもしれないが
本書では「習得できるもの」と記載されている。
さらには、その徳こそ日本人が生まれ持った才能であり、現在失われた才能であるとも記載されている。
この「徳」をどうすれば集められるか、
過去の偉人たちの行動や考えをもとに話を展開しています。
将来、人の上に立つ人が読むべき本だと思います。
自分の上司に照らし合わせて読んでみるとすごい興味深いです。
以上です。
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